忍者ブログ

芸能ニュースの本音!では、様々な芸能ニュースを取り扱っています!

芸能ニュースの本音!

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


第21回東京国際映画祭が開催中の渋谷Bunkamuraオーチャードホールで映画『男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎』の特別上映が行われ、山田洋次監督と竹下景子が舞台あいさつに登壇した。



 今年は、映画『男はつらいよ』が誕生して40周年となるメモリアルイヤー。HDリマスター版DVDが発売されたり、全国各地でご当地を舞台にしたシリーズ作品が劇場上映されたりと、往年のファンにはたまらない企画がめじろ押しだ。「40年前の日本は高度成長期真っ盛りで、より豊かになろうと何事も経済優先だった」と山田監督。そんな中、金も地位も名誉も欲しない寅さんが高い人気を集めた理由については「みんな寅さんを観て、ホッと安心していたんだと思う。同時にこの国はこのまま進んでしまっていいんだろうかと、40年前の日本人はすでに不安を覚えていたんじゃないでしょうか。実際、その不安は的中してしまった」とコメントした。



 寅さんを演じた渥美清さんが亡くなって早12年。生きていれば今年ちょうど80歳だが、山田監督は「今でも寅さんがいればなぁって思いますね。元気だったらまだまだ演じられた。いつまでも恋しているヘンなおじいちゃんって感じかな」と今は亡き盟友に思いをはせた。一方、本作を含め3作品でマドンナを演じた竹下は「わたしたちに気を遣わせまいと、逆に気を遣ってくれた方。現場ではいつも楽しい話をしてくれた」と寅さんとの思い出を懐かしそうに語っていた。



 『男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎』はシリーズ第32作目でファンの間でも、最も人気の高い作品のひとつ。岡山を舞台に、お寺の美しい娘に恋した寅次郎のおかしくも切ない恋愛模様を描いている。

(シネマトゥデイ - 10月26日 02:50)

 山田洋次監督(77)の妻よし恵(よしえ)さんが8日にがんのため死去していたことが11日、分かった。76歳だった。東京・港区の青山葬儀所で同日、通夜が営まれ、06年の映画「武士の一分」に主演したSMAPの木村拓哉(35)らが参列。山田監督は「苦労をかけた。ぼう然としています」と声を震わせてあいさつした。葬儀・告別式は12日午前10時から同所で営まれる。

 代表作「男はつらいよ」の誕生40周年の年に、山田監督を陰で支え続けた妻、よし恵さんが静かに旅立った。

 通夜の席の山田監督は、しょうすいしきった様子。最後のあいさつでは「みなさまからのお悔やみの言葉を聞いて、ああ苦労かけたんだなあ…と分かりました。病気のことは絶対にこぼさなかった。とにかくぼう然としています」と語った。式場内のモニターには、9月13日に開かれた山田監督の喜寿の祝いの模様が映し出され、よし恵さんの姿が参列者の涙を誘った。

 関係者によれば、よし恵さんは7年間、がんと闘病。それでも、得意のものまねや声帯模写で、周囲を楽しませていたという。友人には「80歳まで生きたい。その計画を立てている」と話していた。別の知人は「言葉づかいがきれいで、無駄のない文章を書く方でした」と涙ぐんだ。

 日本女子大学卒業。女性雑誌の研究家として知られ、婦人運動の先駆者として知られる平塚らいてうらを研究対象にしていたという。「教育と世界平和」を人生のテーマとし、自宅を開放して親子読書会なども開いていた。「吉永小百合さんが主演した“母べえ”のような人でした」としのぶ参列者もいた。

 山田監督が松竹に入社した1954年の5月4日に結婚。映画の撮影で日本全国を飛び回る夫の留守を守り、ピアノ教師になった長女とTBSに入社した次女の、2人の子供を立派に育てあげた。

 参列した木村は沈痛な面持ち。よし恵さんとも親しかった俳優・小林稔侍(65)は「優しく、平等で、いつも監督の後ろから山田組を包み込んでくれていました」と悼んだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081112-00000045-spn-ent


PR

<<ITベンチャーを支援する「Microsoft Innovation Day」  | HOME |  “ガキ使”キスおばちゃんが衝撃告白、実はキスにうんざり >>
Copyright ©  -- 芸能ニュースの本音! --  All Rights Reserved
Designed by CriCri / Photo by Melonenmann / Powered by [PR]
/ 忍者ブログ